としこさんのつぶやき

2009年01月20日

像引の紋のことからちょっと思い出して確認してみると高師直が着ている礼服の大紋五三桐にやはり紫の太い一文字、こちらは縦に入っていた。そういえば瀬尾や丹左衛門の半素袍の大紋にも縦に入っていたが…縦と横の違いがあるにしても、どのような意味があるのだろうか。暫くの素袍の大紋などにはこの一文字はないことからみても、なにか曰わくがありそうだ。今までは、そういうものと思い納得して、あまり気にも留めていなかったから考えもしなかったが、、気になり出すと、こんなことがいつまでも気になるものだ。やらなければならない事があるというのに…道草の日である…

horikawa_g at 16:39コメント(0)トラックバック(0) 
猫の手倶楽部というのがあった。今もあるのだろうか…芝居では制作が大変で、人手は欲しいが金がない。協力してくれる人を探すことになる。むしがいいと思われるかもしれないが、同志がいなければやれない世界ではある。で、あ〜あと、宝くじにあたる夢をみる。

horikawa_g at 15:15コメント(0)トラックバック(0) 

2009年01月16日

さて、ではどんな芝居にするか?
どんな芝居がむいているのか?
私はここで、何を表現したいと思っているのか?
テーマとは何か?
思い悩む…なんて深刻ぶるほどではないが
それなりに悩んではいた。
そして、能から取り入れた歌舞伎狂言
「檜垣」を観た時の感動を思い出したのだ。
このドラマ性は物語の筋ではない。
感情が語られるのみだ。
それまで観て、勉強してきた世界とはまったく違う世界であった。
私の心はふるえ、鳥肌がたった。
よし、
ストーリーは単純。
舞踊狂言や絵巻物のような構成。
黒御簾による音楽。
この三点による唄浄瑠璃の芝居を作ることに決めた。
唄浄瑠璃狂言の誕生である。

ところで、話は飛ぶが
日本の芝居は能が基本だと云っても過言ではないと思う。
いや、性格の違う兄弟なのだと思う。
能の始まりは猿楽と云われているが、
歌舞伎の上演形態にも猿楽の形式が影響を及ぼしていることからも推察される。
そして、理由の違いはどうあれ結果としてどちらも男のみで表現される芸能だ。
人形浄瑠璃もしかり、男の世界である。
芸能の生みの母は天の岩戸の前で踊った天の佃女命といわれているが
これは甚だ面白い現象に思う。
余談で前置きが長くなった。
で、現代劇においては、今や男女混成が普通だ。
そして西洋文化の影響も強く、戯曲はドラマの粗筋やテーマが重要な要素となっている。
物語に添って人は動き、感情を表現するのだ。
いや、筋にそって感情を表現することに西洋も日本も違いはない。
歌舞伎には様々な表現形態があって、物語が主眼となって発達した作品は多い
それこそ、義太夫狂言、世話狂言しかりである。
私がやろうとしているのは、単純に削ぎおとされているといえば良いか。
筋が複雑にからみあっているのではない。
「檜垣」のように、シンプルなものをいかに表現するかである。
私が目指す唄浄瑠璃狂言の世界は、現代劇として、果たして成り立つのか…
時という荒波に揉まれながら生き残ってきた伝統文化だからこそ
人々は引きつけられ、納得もして観るのではないのか
現代劇を見慣れているお客様は
通常の芝居仕立てではないものを現代劇として受け入れてくれるだろうか…
この、男の世界である古典を前に
私の心は怯え、揺れた。



horikawa_g at 15:20コメント(0)トラックバック(0) 

2009年01月15日

義太夫には歌舞伎と人形浄瑠璃、素浄瑠璃があるのだが、
基本は同じである。
歌舞伎の浄瑠璃は、人形浄瑠璃を取り込んだ狂言なわけだから
当然で、歌舞伎はそれらを糧として歴史を刻んできた。
素浄瑠璃も義太夫の部分のみを独立させ語りを楽しんできた。
娘義太夫が全盛を誇ったのは今のアイドル人気と変わらないわけだ。
さて、
唄浄瑠璃で芝居を書いてみたいと思ったものの…
義太夫は心情をせつせつと、また縷々として語るものである。
その為に三味線は太棹で「泣き」に向いている音色だ。
長唄の三味線はそれとは正反対。細棹で、華やかなのである。
本当に浄瑠璃芝居の伴奏曲として成り立つのか
う〜ん。
いや、成り立つと確信する。
華やかではあるが、それでいて繊細な男女の色模様を
しんみりと聞かせてくれるではないか。
心に響かぬはずはない。
要所要所に唄を入れて新しい浄瑠璃芝居を作る。
無謀にもそう決心を固めた。









horikawa_g at 13:56コメント(0)トラックバック(0) 
明けましておめでとうございます。
といっても、もう月半ば、15日です。
鏡開きだから、ギリギリ…?

観劇は7日の前進座「双蝶々雪の子別れ」で明けた。
前半を芝居話の落語でやり後半が人情話の芝居で構成されている。
なかなか面白い趣向だった。
よく纏まっていて、矢之輔さんにも泣かされた。
流石に前進座の役者さん達は上手い。
層が厚いのである。
しかし、あと一息が欲しいと思ったのが実感である。
それは何か…
短い時間の中、たっぷりと見たという満足感はあるのだが…
これは私の課題でもある。

先日、夕暮れを見ていて、ハッと思いついた。
このアイデアでやりたいと。
だが、物語そのものが未だにみえてこない。
テーマが絞りきれないのだ。う〜ん。
彷徨っています…

horikawa_g at 13:28コメント(0)トラックバック(0) 

2008年12月24日

シアターXの上田さんから嬉しい提案をいただいた。来年、一日劇場を提供してくださるというのだ。実は、佐之忠師匠から来年もシアターXでやるようにお話しを頂いていたのだが提携公演の申し込みは締め切っており再来年の1月〜3月の間なら良いとのことであった。やはり新作を書きたいし、劇団ではないのでいろいろ準備のこともあると考え、同じ再来年であれば秋にやろうと決めて辞退した。とはいえ、来年は本公演でなくとも何かやりたいと考えていたので、企画をいただけたのは嬉しい。で、考えているのだが、これがホントに難しいのだ。一度の公演である。しかも新内や浪曲、講談みたいな語りものと邦楽をジョイントできないかというのだ。というのは、作者部屋の仲間がそうした演芸の新作を書いていると話したことから出た企画で、仲間は協力してくれると云ってくれているのだが、やはりお金の問題だ。木戸銭は3000円になるだろうと思う、が、今、人気のある落語以外でお客様を呼ぶのが難しいのが演芸の世界だ。出演料や照明、もろもろの経費をどうするか…たとえ一回の興行でも人手は同じなのである…頭が痛いなぁ…。面白い企画、考えねば…。

horikawa_g at 15:13コメント(0)トラックバック(0) 
今年きた年賀状を読み返しながら書いている。いつもそうしているのだが、なかなか逢えない人の消息を知るのは嬉しいものだ。ああ、元気にしているなぁとか、いろいろあったのだなぁとか、何も書いていない人もいるが、それはそれで安心したりする。賀状も個性があって人柄が出る。ちっともスタイルが変わらない人もいるし、見ただけで誰かわかったり、写真もなかなか面白い。儀礼的なのは、本当は年賀状が嫌いなんだろうなと思う。今年、出会った人とはこれからも続くのか縁が切れるのか…なかなか興味深いのである。私の図柄、最近はメルヘンバージョンだ。連れ合い曰く、子供に返ったのじゃないのか? 我ながらどういう性格なのかなぁ…。で、年賀状書きは遅々として進まないのである。う〜ん。

horikawa_g at 14:49コメント(0)トラックバック(0) 

2008年12月19日

浄瑠璃といえば人形浄瑠璃・文楽を思い浮かべる方が多いようです。私も人形が出るお芝居ですかと聞かれます。今も影響は大きいですねぇ。浄瑠璃そのものの歴史は古く浄瑠璃御前物語が始まりとされています。15世紀中頃から座頭による語り物として発展した説と十六世紀頃からという説などいろいろありますが、それは研究者に任せるとして、人形浄瑠璃は江戸時代に誕生しています。竹本義太夫などが隆盛を極め、いろいろな流派ができました。
また、その影響を受けた歌舞伎の丸本ものといわれる義太夫狂言の他にも、常磐津、富本、清元、新内などがあります。長唄の唄浄瑠璃もそのひとつで、元禄から明和にかけて流行ました。富士田吉次が杵屋忠治郎と作曲した歌舞伎舞踊狂言「鷺娘」が現在も人気演目でたびたび上演されています…もともとはどこまでつづくのか? へ ?

horikawa_g at 13:10コメント(0)トラックバック(0) 
もともと演劇少女だった登志子は果然、次々と応募。が、世間は甘くない。入賞はしてもプロにはなれない現実が待ち受けていた。しかし、そんな時に歌舞伎と出会った登志子はカルチャーショク。なんなんだ、この世界は?? ううむ。面白すぎる。
歌舞伎脚本を書く仲間になって本格的に勉強を始めるも、作劇教室にも通ってみたが、歌舞伎は自分で学ぶしか方法がないとあらためて知る。


horikawa_g at 12:42コメント(0)トラックバック(0) 
どうして唄浄瑠璃を書き始めたの? そうそう。もともとのきっかけからお話しさせていただきましょう。 
結婚して、札幌から東京に出てきた登志子は友人もなく日がな一日を過ごしておりました。
それまでは仕事漬けの日々を送っていたわけで、主婦というものはこんなに気楽なものかとぼんやり新聞の広告を見た時、目に飛び込んできたのが脚本教室の生徒募集の文字。
さて、始めて書いた作品が900人近い応募の中、最終選考に残ったことから才能があると勘違いしたのが始まり、始まり。


horikawa_g at 12:40コメント(0)トラックバック(0) 
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