2015年04月07日

人情噺 文七元結

すっかり桜が綺麗に咲きました。
5月の国立劇場歌舞伎公演を是非、観てくださいな!!
三遊亭圓朝原作の落語の人情噺を世話狂言に仕立てた作品です。もう一本が岡本綺堂原作の番町皿屋敷。どちらも新歌舞伎です。歌舞伎の様式に精神的なリアリズムを取り入れた作品は前進座歌舞伎が得意とする演目。しかも、お菊を女優さんが演じて歌舞伎の世界に風穴を開けています。
賛否両論。ええ、私は伝統の様式は大事にすべきだと思っています。その基礎があって始めて新しい形というものが生まれる。基礎もなくただ新しがっているのは、めちゃくちゃなだけですからね。型があるから壊せるわけで、型というものは大事にしなければいけない。今回、演じるのは今村文美、前進座歌舞伎の役者さんたちには、ちゃんとそれがある。
今回、前進座の三代目、四代目が精進してきた舞台を見せてくれるのを楽しみにしてています。
ちなみに、公演パンフレットのプロフィールを私が書かせていただいておりますが、だからって訳じゃありません。憂き世を忘れて、楽しいひとときを味わってくださいませ。

horikawa_g at 17:07コメント(0)トラックバック(0) 

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