2015年03月30日

赤坂咲かす文楽

いや〜久しぶりに、感動して、面白かったです。能の翁と文楽の三番叟の組合せです。それが素晴らしかった。
文楽の、この二人三番叟ももともと能の翁からきている祝福芸能です。静と動、流石の舞台でしたね。時間があっという間でした。それに、なんといっても、能は徳川家幕府によって武家の式楽として発展した芸能。文楽は庶民が育てた芸能です。これが江戸時代であったら、けっしてありえない出来事なのです。今、私達の時代だからこそ、こうして一緒の舞台で楽しめるわけで、私の興奮は暫く冷めませんでした。
そして、そして、この舞台は、なんと、女性の囃子だったことも快挙でありました。
ああ、本当にありえない出来事ばかりの、素敵な、素敵な能と文楽の公演でありました。
舞台は一期一会、この瞬間に立ち会えた祝福を皆さまにも!!


二十六世宗家観世清和の英断に、文楽の豊竹英大夫の企画に、そして、この企画を赤坂ACTシアターで公演した支配人の松村氏に敬意と感謝を申し上げたい気持ちで一杯です。伝統芸能が難しいと敬遠されるのではなく、普通に楽しんでいただける新しい形がこれからも生まれることを願ってやみません。
皆さま、応援してくださいね。

horikawa_g at 15:48コメント(0)トラックバック(0) 

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