2009年09月26日

自分のこと…

着物を着て、澄ましてロビーに立っているとそれなりに見えるらしい…。普段は髪を振り乱してジーパン姿だし、無理もないか。それにしても、自分の好きなことができて、苦労のない人生を歩いてきたように見えると言われて、なるほど。人の芝生はよく見えるものだ。
不幸比べをして自分より不幸な人に安心したり、悲劇のヒロインを演じたりするのが好きな女性は多い。心はそれほど強くないから慰めあうことは大切だし、つくづく井戸端会議はひつようなものだと思う。私も度々井戸端の仲間入りをする。
で、私は老人問題に、ちょっと強い。というのは、右目を失明している肺ガンの母親を抱え、阪神淡路の震災で家を失った夫の両親、つまり、舅姑とも同居するというのを7年間やったからだ。5人家族ですというと、お子さんが3人ですかと言われ、家庭の事情を話すと大抵は驚く。苦労のない人生などない。みんな、あがいて、あがいて、苦しんでいる人は多い。私も母が亡くなって自分の人生を考えた。
幸い、姑も舅も元気だ。自分のやりたいことをやらずに不満だけで終わるような人生は嫌だと思った。自分を見失わずにどう生きるか。心の傷はなかなか癒されない。私は今もあがきつづけている。そして、思うのだ。今まで苦労した事に比べたら、この先だってなんとかなるだろうと。そう、案外、強いものだ。自分で自分を時々褒めてやるのだ。そのうち、きっと良いことあるさ〜。もう、良いこと、あったよ。ん。

horikawa_g at 09:00コメント(0)トラックバック(0) 

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