2014年09月

2014年09月29日

貴音康の三味線は味があっていいですねぇ。それに、囃子の堅田喜三久、今藤政太郎の三味線、長唄の宮田哲男、新内の仲三郎と今月は人間国宝の目白押しでしたが、次世代を継ぐ宮之助の新内、越孝の浄瑠璃もますます磨きがかかって良かったです。そして、これからどんな音色を味あわせてくれるかと楽しみな若手も発掘しました。芸は個人のものだとつくづく思います。若い頃の華から年齢を重ねて味わい深くなるのは個人の資質ですからねぇ。それにしても演奏会の集客にバラツキがあって、相変わらず企画ものは入りますが定期演奏会は難しくなってます。それと、観客の高齢化。これは能でも感じますね。危機を感じていた堀上先生の評論が現実のものとなっています。これから、若手は自ら道を開いていかなければいけないわけですが、考えてみれば、芸能はもともとそうしたものであったと思います。頑張りましょう


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horikawa_g at 16:42コメント(0)トラックバック(0) 
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