2009年03月

2009年03月23日

聞いても難しいよね〜と、言われてしまいました。う〜ん。確かに、正直にいって、よほど古語や和歌に精通していなければ、ちょっと聞いただけで理解するのは難しいと思う。文語形式のうえに掛詞の羅列の多い唄などは…じゃ、だからといってつまらないものかといえばまったくそんな事はない! のであって、意味が分かると更に面白い! といいたい。だって、難しそうだから聞くのはやめる、というのはね〜。ちょっと、ちょっと待ってと言いたいわけですよ。英語の歌を聴いてすぐに意味がわかる人いるの〜。私などは、いいなぁと思って聞いてからどんな意味かと…要するに、同じことだと思うな。まぁ、そうは言ってもCDにしても、映画音楽にしても、ましてコマーシャルソングなどは洋楽が全盛だものね。邦楽は耳に入るきっかけが少ないから遠く感じるのも無理ないか〜。というわけで、私が面白いなぁと思った曲の歌詞をこれから時々、紹介してみようかなぁと…歌詞が面白そうだから聞いてみようかなと思ってもらえれば…まっ、あまり頑張らない程度に、ですが…

horikawa_g at 12:42コメント(0)トラックバック(0) 

2009年03月13日

自分の書きたいものが売れるかどうかは難しい、営業力と企画力が勝負の世界である。友人は、仕事だと思って脚色の仕事をしているうちにオリジナルが書けなくなってしまったと言った。彼女が言うように書く者にとって、まったくゼロから立ち上げるよりもベースがあるだけ楽かもしれないが、だからといってオリジナルの方が良いとはいえないだろう。どちらも書き手の才能が問われる意味では同じだと思うからだ。作家として自分のスタンスをどちらに置くかだけの違いだけだ。それに売れるものを書かなければ収入に結びつかないのも確かなことだ。書きたいものだけを書いて収入に結びつくのが理想だが、それだけの才能があるのかどうか、周りを見回しても世の中そんなに甘くない。それに、この才能というのも時代の好みによって変わる代物でやっかいなのだ。もっとも、本当に優れていれば歴史の中に残るだろうが…。 ところで、才能という意味で、ちょっと考えさせられた。禅問答のようだが…才能があると思う者はすでに才能がなく、才能がないと思う者は才能がある者だが、この才能のない者はひたすら励まなければ才能があると思う者よりも才能がなく、また、このような思いにとらわれた時にはすでに才能がない者である。といわけで…

horikawa_g at 16:12コメント(0)トラックバック(0) 

2009年03月10日

4月12日に国立劇場小劇場で希扇会があります。希音家六綾師匠はもう四十年近く活動なさっていて、同人の方々は現在100名ほどいらっしゃる大きな会になっています。本当に学ばされることが多いです。希扇会の特徴は、長唄によるテーマに添った構成曲があることです。今年のテーマは「平家物語」の諸行無常です。それと、必ず勧進帳の滝流しが演奏されるのですが、これは圧巻です。私も始めて聞いた時は三味線の魅力を再認識しました。地味ですが、じっくり聞かせていただける古曲から、こうした華やかな演奏まで実にバリエーションが豊かで、通常の演奏会とはひと味違った楽しみがあります。これだけの演奏にかかわらず、チケット料金が3,000円というのは 安い! です。同人での演奏形式を続けていらっしゃらなければ、なかなかこのようなわけにはいかないだろうと、公演を主催する側の気持ちについついなってしまうのは、野暮かも…。ですが、だからこそ、六綾師匠を尊敬してしまうのです。人望というのは、生半可では備わらないし、望んでも得られるものではないのですから…。それにしても同人の方々の熱い思いが伝わってきます。興味のある方は是非、お申し込みを! 勝手に宣伝。だって、本当に聞いて欲しいのだもの

03−3704−0251 希扇会事務局  希扇会のホームページでも可です。


horikawa_g at 12:16コメント(0)トラックバック(0) 
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