2008年10月
2008年10月14日
今朝、電話があった。早朝から嫌な予感がして目が醒めたのが的中。
またしてもドタキャン。美術のOさんである。今もって何も決まっていない。
振付けが入る芝居である。衣裳は重要だ。それによってイメージも所作も違ってくる。
舞台美術もしかり、演技エリアが確定できないのである。役者はこれらによって自分の役のイメージを作る。それができないでは可哀相だ。これもすべて演出の責任になる。
かなり早くから衣裳の参考に本を二冊貸していたのもこのためだ。舞台美術のことについて何度も足を運んだのはなんだったのかと溜息が出る。だが、今は彼女を信用するしかない。
彼女もプロである以上、恥ずかしい仕事はしまい。祈る気持ちだ。
またしてもドタキャン。美術のOさんである。今もって何も決まっていない。
振付けが入る芝居である。衣裳は重要だ。それによってイメージも所作も違ってくる。
舞台美術もしかり、演技エリアが確定できないのである。役者はこれらによって自分の役のイメージを作る。それができないでは可哀相だ。これもすべて演出の責任になる。
かなり早くから衣裳の参考に本を二冊貸していたのもこのためだ。舞台美術のことについて何度も足を運んだのはなんだったのかと溜息が出る。だが、今は彼女を信用するしかない。
彼女もプロである以上、恥ずかしい仕事はしまい。祈る気持ちだ。
2008年10月09日
2008年10月08日
9月26日からお稽古が始まった。まず本読みなのだが、台本の理解を深めてもらわなくてはならないのと、演出意図、つまりどのような劇空間を作ろうとしているのかを理解してもらわなくてはならない。役者さん達の出身がそれぞれ異なる。新劇の人、歌舞伎役者だった人、タレントさんなどなど多彩である。それぞれの個性を調和させながら劇空間を作る作業は、脚本を書く脳味噌と全く違う脳細胞が働くことになる。しかも、新作なのでゼロの何もないところから立ち上げていく作業は、私自身ばかりではなく、役者さん達にもかなり負担をかけることになる。だが、これが面白いのだ。ひとつひとつバラバラだったものが組み上がっていく、まだまだ骨組みだけだ。さて、これからが正念場だ。