2021年02月11日

 今年に入り、知り合いの方から『アフリカの難民キャンプで暮らす』という本が送られてきました。著者は小俣直彦です。著者が知り合いのご令息だからということではありません。この本に感動した編集者がこの本を出版するためにこぶな書店という出版社を立ち上げてしまったというほど、素晴らしい本です。私も読みまして、純粋にお奨めしたくなりました。
 昨年のテアトロ8月号の特集に『戦争と演劇と感染症』があったことを思い出しました。つくづく、戦争とは何なのだろうかと考えさせられます。今世紀に入っても、状況はほとんど変わっていません。いや、むしろ厭な方向に進んでいるような気がします。小俣氏も書いているように、人道主義よりも差別が幅をきかせて、異質を許容できなくなっています。
 今、私達は感染症のコロナ禍の渦中に生きています。映画『28周後』の世界はもう架空の時代ではないことの恐ろしさ。考えさせられることばかりです。
 今藤政太郎先生にインタビューをさせていただいた時に、とても印象に残った言葉があります。
 「芸能は人間が生きていく為に無くてもいいものかもしれない、けれども、それを一生懸命にやることが、他の動物と人間を分けていることだ」(要約)
 こうした中で、何が出来るのか、演劇の人々は模索し頑張っています。
 




horikawa_g at 17:51コメント(0) 

2021年01月16日

 明けまして、おめでとうございます。

 皆さま、ご健勝にお過ごしでしょうか? 
年明け早々、皆さまにお叱りを受けそうです。なんと、半年ぶりなのですから、見限られていても仕方がないですね。でも、今、読んでくださった貴方にお礼を申し上げます。見捨てずに、ありがとう!!
昨年はコロナ禍で明け暮れ、海外公演の予定も流れてしまい、今年公演の予定も延期になりました。
今できることをやっていくしかありません。
というわけで、昨年は《梅左芝居》のアレコレを雑誌『きらめきプラス』に書かせて頂きました。
また、女優さんの今村文美さんが残された言葉、役者という仕事の厳しさ、について演劇雑誌『テアトロ』に掲載させていただきました。役者さんは必見です。
雅楽の伶楽舎の取材もしました。ENEOSの音楽賞の受賞記事を邦楽雑誌『邦楽ジャーナル』と、新聞赤旗の文化欄。ネットでは朝日新聞論座文化に掲載しています。論座の記事は今も検索していただければ読めます。そこがネットの良さですね。雑誌『きらめきプラス』の新春号にも書いていますので、是非、購読していただければ嬉しいです。もっと早く情報をお伝えすべきなのに、ひとえに、ゆるゆるとした性格に輪をかけて、ゆるゆると人生を歩みたいという怠慢ゆえで…
どうか今年も、宜しくお願いを申し上げます。
まだまだコロナ禍は終熄しそうにない勢いですが、どうぞ皆さまも免疫力を高め、くれぐれもご自愛くださいませ。良い年になりますように…

horikawa_g at 18:24コメント(0) 

2020年07月27日

コロナの厄災が続く中、皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。
公演の中止が相次ぎました。私もほとんど仕事にならず、依頼されていた海外公演の脚本も棚上げになりました。そのうえ、梅左芝居におつきあいいただいていた荘司美代子さんが四月にお亡くなりになりました。可愛いおばあちゃま、という言葉がぴったりの大先輩でした。コロナの影響でお別れすることができませんでした。そのせいか、明るい笑顔にまたお会いできるような気がして実感が湧かないのです。
流石にちょっと気持ちが落ち込み、何もする気がおきず、積ん読になっていた本をひたすら読むだけの日々を送っていました。そんな中でしたが、〈梅左芝居〉のことを書く機会を頂きました。

今月発売の爐らめきプラス瓩箸い雑誌です。書店から取り寄せできます。読んでいただけたら嬉しいです。宜しくお願い致します。

それから、やはり今月号の演劇雑誌爛謄▲肇蹲瓩砲盖事を書かせて頂いています。女優の今村文美さんの言葉から役者としての生き方について書かせて頂きました。

落ち込んでばかりもいられませんので、今できることをやろうと思っています。
皆さまもコロナの厄災などに負けずにいて下さいませ。

horikawa_g at 14:18コメント(0) 

2020年02月04日

なんと、もう2月に入ってしまいました。
皆さま、お変わりないですか

昨年はとても素敵な事と悲しい事が重なった年でした。

お陰様で『出雲のオクニ』を無事に終えられました。
 関係者の皆さま、お客様、お礼を申し上げます。
お陰様で地唄舞『さよ姫』を無事に終えられました。
 神崎ひで弥先生、ありがとうございました。
お陰様で素敵な出会いがありました。
 今年も宜しくお願いしま〜す!!

悲しいことは突然やってきます。
白石奈緒美さんが亡くなられました。
『出雲のオクニ』にご出演してくださることになっていました。
 稽古場にいらっしゃらなかったので心配でご自宅へ…
 奈緒美さんは
  梅左の芝居は誰もやっていない。
  しかも女だけで古典芸能の新作をやっている。
  これは凄いことなのよ。
  それなのに、そのことに気がついている人はほとんど居ない。
  だからもっと作品を掘り下げて、もっともっと良い作品にして
  注目されなければ駄目、と、
 そして、梅左芝居の常連になって協力してくださいました。
 他の出演者の方達にも
  梅左芝居は役者にとってとても勉強になるのだから
 と、いつもいつも稽古場を盛りあげてくださいました。
 気持ちが、ほんとうにいつもいっぱい、溢れている大先輩でした。
 寂しいです。とっても寂しいです。
年の瀬に今村文美さんが亡くなられました。
 お知らせを聞いた時、文美さんの座談会の記事の構成をしている最中でした。
ショックで暫く呆然としていました。
 辰三郎丈のご心中を思うと言葉もかけられませんでした…
 今村文美さんの笑顔が忘れられません。
 前進座劇場の稽古場をおかりして稽古をしていた時です。
 出演の女優さんに私の意図がなかなか伝わらないことがありました。
 たまたま見ていてくださった文美さんが、その場ですぐに演じてみせて下さったのです。
 流石でした。ご一緒させていただける機会があったら…その夢が消えてしまいました。

黙祷…

新しい年はすでに始まりました。
 『きらめき…』の吉野さんの新年会のお誘いで私の尊敬する大好きな酒井卯作先生とご一緒
  させて頂きました。卯作先生は94才。現役で連載を書いていらっしゃる考古学者です。
  あ〜もう年だから、なんて言ってられません。
  つくづく、まだまだ勉強することが沢山あります。頑張ります。

皆さまにとっても良い年になりますように!!

風邪にはくれぐれもご注意くださいね。







horikawa_g at 18:18コメント(1) 

2019年10月08日

出雲阿国を素材にした『出雲のオクニ』を公演した。たった2日間の昼夜4公演だが、準備に1年ほどを費やした。
阿国は世界文化遺産となった歌舞伎の始祖といわれる女性で、出雲の巫女だったと云われているが確証はない。いろいろ調べたが生まれも育ちも定かではないのだ。
安土桃山時代に生きた女性であるのは確だ。徳川家康が征夷大将軍の宣旨を賜ったのと同じ1603年に京都の北野神社の境内で《カブキ踊り》を踊って大人気になった。それまでは念仏踊り、小歌踊りなどを囃子ながら踊っていたので、伝助の茶屋のおかかとオクニの若侍姿の踊りは斬新な踊りとして人々の耳目を集めたと思われる。
阿国が生きた安土桃山時代は戦国の下克上の気風がまだ色濃く残っていた時代だ。
織田信長を頂点として豊臣秀吉から戦国武将に到るまで、それまでの権威や権力を打ち破りのし上がった自由闊達な人々が貴族趣味から離れて自分達の好みの文化を作った。
それは武将に限らず、台頭してきた商人や職人、農民に到るまで独自の文化を築いていく。
こうして茶道、立花、書などが独自の道を極めていくことになった。
芸能も神々への奉納の芸能から自分達が楽しむ芸能へと駒を進め、歌舞伎に繋がる阿国の《かぶき踊り》を誕生させた。
さて、現代である。私は何を生みだせるだろうか…
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horikawa_g at 20:59コメント(0) 
11綾竹とオクニ7於加賀とオクニ・花筏5オクニ音楽1芝居の者・口上

horikawa_g at 20:39コメント(0) 
60江戸に出た15お金と於加賀29 舞台全体女院の場51.浮舟42於加賀逝く40オクニ25オクニ若衆21伝助・茶屋のおかか

horikawa_g at 20:34コメント(0) 

2018年09月10日

私は札幌市が出身地なので、今回の地震に驚きました。親戚や友人に連絡して無事を確認してホッとしましたが、停電による二次被害がでています。《想定外》という言葉をまた思い出しました。私の連れ合いは神戸出身で、阪神淡路の震災で実家が倒壊しています。両親は無事でしたが、被災家族はそれからが大変で、やはり苦労しました。東北の地震では、私の芝居も中止に追い込まれていますので、この時は関係者の皆さんのご協力で延期して公演を果たしましたが、《想定外》と一言では片付けられない経験をしてきました。つくづく人生には《想定外》の事が、やってくるものだと思います。自分の意志と関わりなく不条理な事が起こります。その時に、どのように対処するか、それが大事です。
日本は、地震国です。くれぐれも二次災害への対応を怠りないように願います。

horikawa_g at 14:57コメント(0) 

2018年06月22日

梅に左と書いて、ウメザ、と読みます。芸能評論を書いている時のペンネームです。
この名前に気がついたら、仕事をしているなぁと思って下さいませ。

明日は、江東区図書館友の会の講演で 3時〜 江東区教育センター第一研修室

  伝統芸能は新鮮! 劇場の楽しみ方

ということで、《歌舞伎について》と《私の芝居作りについて》の話をします。
芝居を作っていない時も、まあ、アレコレ、やっています。
何かありましたら、宜しくお願い致します。

………気がつけばすでに半年が過ぎていました。
先日、友人に、ちっとも更新してていないとチェックが入ってしまい、近況のお知らせです。
皆様、梅雨入りの中、はっきりしない天候ですが、体調にくれぐれも気をつけてお過ごし下さいね。


horikawa_g at 11:50コメント(0) 

2018年01月06日

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horikawa_g at 10:30コメント(0) 
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